1982年制作 イタリア・ドイツ映画 / イタリア語(日本語字幕付) / 各1時間10分
母なるシチリアの海に晩鐘が響きはじめる… それは愛の始まりか?それとも哀しみの歌の始まりか? 19世紀の南イタリアを舞台に繰り広げられる愛憎劇。愛するが故の嫉妬が生んだ結末は… 名匠フランコ・セッフィレッリ監督が、ヴェリズモ・オペラの2大傑作を完全映画化! プラシド・ドミンゴと、豪華共演陣の名演をたっぷりとお楽しみください。 |
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南イタリアのカラブリア地方の村に、旅回りの一座が今年もやって来た。 座長のカニオとその若い妻ネッダ、トニオら一座の面々は、今晩の舞台の宣伝に余念がない。ところが、今の生活に飽いているネッダは、村の青年シルヴィオと密会して駆落ちの約束をする。 一方ネッダに横恋慕して手ひどく拒絶されたトニオは、腹いせに夫のカニオを密会の場所に連れて行く。シルヴィオは逃げ出し、カニオは嫉妬に狂ってネッダの不貞をなじるが、舞台の時間が迫り、嘆きながら道化師のメイクを始める。 一座の舞台が始まるとカニオは、滑稽な浮気物語の道化師役を演じるうちに、しだいに現実と芝居の区別がつかなくなり… |
シチリア島の山間部の村。青年トゥリッドゥが兵役から帰ってくると、永遠の愛を誓ったはずの美しい恋人ローラは、馬車屋アルフィオの妻になっていた。 トゥリッドゥは村の娘サントゥッツァと付き合うのだが、結局はローラと密会を重ねるようになってしまう。 トゥリッドゥとローラの関係に気づいたサントゥッツァは、彼を取り戻したい一心で、全てをアルフィオに話してしまうが… |
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カニオ・・・プラシド・ドミンゴ ネッダ・・・テレサ・ストラータス トニオ・・・ホアン・ポンス 作曲:ルッジェーロ・レオンカヴァッロ 指揮:ジョルジュ・プレートル 演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団 監督:フランコ・ゼッフィレッリ 美術;ジャンニ・クヮランタ 衣装:アンナ・アンニ |
トゥリッドゥ・・・プラシド・ドミンゴ サントゥッツァ・・・エレーナ・オブラスツォワ アルフィオ・・・レナート・ブルゾン ルチア・・・フェドーラ・バルビエリ 作曲:ピエトロ・マスカーニ 指揮:ジョルジュ・プレートル 演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団 監督:フランコ・ゼッフィレッリ 美術;ジャンニ・クヮランタ 衣装:アンナ・アンニ |
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